農薬通信 |
2011年7月号『一般』
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登録日2011.7.14
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||||||| 新規抵抗性誘導型いもち病防除剤紹介 ||||||| イソチアニルは、バイエルクロップサイエンス社により創製されたイソチアゾール骨格をもつ新規化合物で、バイエルからは「ルーチン」、住友化学からは「スタウト」の商品名で登録されています。本剤は、イネいもち病に対する直接的な抗菌作用はなく、イネ自体がもつ病害制御機能を活性化する作用(植物病害抵抗性誘導)を有します。そのため、耐性菌発達の恐れが小さく、低薬量で高い効果を示すとともに、箱処理から湛水散布(ルーチン粒剤のみ)まで幅広い処理時期に対応可能です。 < 特 長 >
< その他 > 本剤は基本的に各種殺虫剤等と組み合わせて、下記の通り育苗箱処理剤として登録されています。 ルーチンアドマイヤー箱粒剤、ルーチンアドスピノGT箱粒剤、ルーチンバリアード箱粒剤、ルーチントレス箱粒剤、ルーチンクアトロ箱粒剤、スタウトダントツ箱粒剤、スタウトダントツディアナ箱粒剤。(箱粒剤の標準使用量は各剤とも50gです) ※ ラベルに記載された注意事項を確認し、正しくご使用ください。 |