||||||| 「オーソサイド水和剤」ぶどう防除暦(山梨)に採用 |||||||
平成23年度山梨県果樹病害虫防除暦のぶどう(巨峰・ピオーネ・藤稔、甲斐路系、甲州、ロザリオビアンコ)に、オーソサイド水和剤が新たに採用されました。本剤及びその主成分であるキャプタンは、本県においてはすでにりんご、おうとうで使用実績があります。今回のぶどう暦へは、昨年発生が多く問題となったべと病の予防効果に加え、黒とう病、晩腐病等の病害にも幅広く登録があり、ポジティブリスト制度への対応も可能なこと等を総合的に考慮しての採用です。
< 特 長 >
- 病原菌に対する作用点が多岐にわたり、耐性菌が生じにくい
- 広範囲の病害防除に効果的
- 植物表面に残り、菌の侵入を防ぐ
- 登録作物が多く、使いやすい
< オーソサイド水和剤・ぶどうでの主な登録内容 >
作物名 |
適用病害名 |
希釈倍数 |
使用時期 |
使用回数 |
使用方法 |
ぶどう |
べと病、晩腐病、褐斑病、黒とう病、
灰色かび病、枝膨病、 |
800倍 |
収穫45日前まで |
2回以内 |
散布 |
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果樹では上記作物の他に、かき(落葉病・炭そ病)、なし(赤星病、黒星病、輪紋病、疫病)、もも(縮葉病)等に登録があります
< 特 長 >
- ぶどうに使用する際、幼果に薬害を生ずる恐れがあるため、開花期までの使用としてください
- 隣接圃場にもも、すももがある場合、葉等に薬害を生ずる恐れがあるため飛散に注意してください
※ 登録内容を守り、注意事項を確認するとともに周辺作物へ飛散させないよう、正しくご使用ください。
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