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2009年10月号『果樹』

登録日2009.10.28

||||||| フェニックス顆粒水和剤登録拡大のお知らせ   |||||||


フェニックス顆粒水和剤は、チョウ目害虫を対象として平成19年に上市された、全く新しいタイプの殺虫剤です。これまで本剤は、果樹ではもも、なし、りんごのみの登録でしたが、本年6月よりネクタリン、オウトウ、ぶどうの害虫に登録が拡大されました。また、野菜ではキャベツ、はくさい、レタス、ねぎ、だいこんのアオムシやヨトウムシ等の防除剤として使用されていますが、本県主要作物のなす、きゅうりにも同時期に登録拡大となりました。

<  フェニックス顆粒水和剤の主な適用拡大内容 > 赤字が今回登録拡大になった箇所

作物名 適用害虫名 希釈倍数 使用液量
(L/10a)
使用時期 使用回数 使用方法
なし ハマキムシ類
シンクイムシ類
ケムシ類
4,000倍 200〜700L/10a 収穫前日まで

2回以内

散布

ネクタリン ハマキムシ類
モモハモグリガ
シンクイムシ類
おうとう ハマキムシ類
ぶどう ハスモンヨトウ 収穫14日前まで
きゅうり ウリノメイガ 2,000倍 100〜300L/10a 収穫前日まで 3回以内
なす ハスモンヨトウ オオタバコガ
ピーマン オオタバコガ 2回以内
いちご ハスモンヨトウ
オオタバコガ
キャベツ アオムシ、コナガ
ヨトウムシ
ハイマダラノメイガ
ハスモンヨトウ
ウワバ類
オオタバコガ
3回以内
はくさい アオムシ、コナガ
ハスモンヨトウ
ヨトウムシ
オオタバコガ
3回以内
きく オオタバコガ 発生初期 4回以内

<   その他 >

  • 弊社で行った試験では、ぶどうの幼果期(小豆大)までの散布で、収穫時に問題となる果実汚染や果粉溶脱は認められませんでした。 

※  登録内容を守り、注意事項を確認するとともに周辺作物へ飛散させないよう、正しくご使用ください。

 

 

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