株式会社アセラ
農薬通信バックナンバー
農薬通信
2008年2月号『果樹』

登録日2008.2.14

|||||||  新規殺ダニ剤「ダニゲッター」  |||||||

 ダニゲッターフロアブルはバイエルクロップサイエンス株式会社が開発した新規殺ダニ剤です。既存の殺ダニ剤とは系統が異なり、ハダニ類だけでなくサビダニ類、ホコリダニ類にも高い活性を示します。本剤はハダニの全ステージに効果がありますが、特に卵・幼虫に高い効果を示します。

< 特 長 >

  • 既存剤の殺ダニ剤とは系統・作用性が異なる
  • 抵抗性の発達したハダニに対しても有効
  • 長期間ハダニの密度を抑制する
  • 耐雨性が高い
  • 天敵、有用生物に影響が少ない

<  ダニゲッターフロアブル  登録内容 >  スピロメシフェン 30.0%

作物名
適用害虫名
希釈倍数
使用時期
スピロメシフェンを含む
農薬の総使用回数
使用方法
りんご

ナミハダニ
リンゴハダニ

2,000倍 収穫前日まで 1回 散 布
おうとう ハダニ類
なし
茶 カンザワハダニ 摘採7日前まで

< その他 >

  • 本剤はボルドー液との同時散布及び前後14日以内の近接散布は効果が劣る恐れがあるので避けてください。
  • 本剤散布後に完全に葉からハダニがいなくなるまで1週間前後かかります(ナミハダニの場合)。
  • 新梢伸長期のなし(二十世紀を除く)に使用する場合、以下の事項に注意してください。
    1) 豊水、新高、長十郎には新葉に薬害を生じる恐れがあるので使用しないこと。
    2) 有機リン剤との同時散布及び10日以内の近接散布は新葉に薬害を生じる恐れがあるので避けること。
  • おうとうに使用する場合は、新梢伸長期に薬害を生じることがあるので、葉の硬化を待って使用してください。
  • キャベツ、はくさい、こまつな、ねぎ、バラに対して薬害を生ずる恐れがあるので、付近にある場合にはかからないように注意してください。

※  登録内容を守り、容器に記載されている注意事項を確認するとともに、周辺作物へ飛散させないよう正しくご使用ください。


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