株式会社アセラ
農薬通信バックナンバー
農薬通信
2007年12月号『果樹』

登録日2007.12.21

|||||||  新規殺ダニ剤「ダニサラバ 」  |||||||

  ダニサラバフロアブルは大塚化学株式会社が開発した新規殺ダニ剤です。既存の殺ダニ剤とは系統が異なり、ハダニ類の全ての生育ステージに優れた活性を示します。

<  特長  >   

  • 既存剤に対して感受性の低下したハダニ類にも有効です。
  • ナミハダニ、カンザワハダニ等のTetranychus属、ミカンハダニ、リンゴハダニ等のPanonychus属に有効で、全ての生育ステージ(卵、幼虫、若虫、成虫)に対して活性を有し、特に成虫に対して優れた効果を示します。
  • 優れた残効性を示します。
  • ハダニの天敵であるカブリダニやその他の天敵、有用生物であるミツバチ、マメコバチ等に対して影響が小さくIPM(総合的病害虫管理)に適しています。

<  ダニサラバフロアブル登録内容 >  シフルメトフェン 20.0%(普通物・A類) 

作物名
適用害虫名
希釈倍数
使用時期

シフルメトフェンを含む
農薬の総使用回数

使用方法
かんきつ
ミカンハダニ
1,000〜2,000倍
収穫前日まで

2回以内

散布
りんご

ナミハダニ
リンゴハダニ

1,000倍

なし
もも
おうとう

ハダニ類
1,000〜2,000倍

すいか
メロン
いちご
なす

1,000倍
茶
カンザワハダニ
1,000〜2,000倍
摘採7日前まで
花き類・観葉植物
ハダニ類
1,000倍
発生初期
  • 今後下記作物に適用拡大予定です。
    ぶどう、かき、小粒核果類、いちじく、ネクタリン、びわ、キウイフルーツ、きゅうり、ピーマン、ほうれんそう、さといも、やまのいも、さやいんげん、あずき、てんさい、アスパラガス
  • ナミハダニ等で成虫が残る場合でも、卵やふ化幼虫に優れた持続性を示すことにより防除効果を発揮します。
  • ボルドー液との混用は避けてください。
  • ハダニ類は薬剤抵抗性が発達しやすいので、できるだけ年1回の散布とし、作用性の異なる他の薬剤と輪番で使用してください。

※  登録内容を守り、容器に記載されている注意事項を確認して安全にご使用ください。


戻る

   

株式会社アセラ

〒400-0826 山梨県甲府市西高橋町156番地

Copyright ACERA co.,ltd. All Rights Reserved.