株式会社アセラ
農薬通信バックナンバー
農薬通信
2007年8月号『果樹』

登録日2007.8.8

|||||||  時期の防除  |||||||

<  ぶどう  > 

 8月下旬頃よりブドウトラカミキリの産卵期となります。収穫が終了した園から4−4式ボルドー液、またはicボルドー66D(40倍)にスミチオン水和剤(1,000倍)を加用して散布してください。

<  もも  > 

 収穫後のせん孔細菌病防除は1回目を落葉前に行い、落葉痕に細菌が入り込まないようにすることがポイントです。発生の多い地域では9月中旬から10月中旬の間に、2週間間隔で2回程度の防除を行うとよいでしょう。
  防除薬剤は4−12式ボルドー液、icボルドー412(30倍)、キンセット80水和剤(1,000倍)のいずれかを使用してください。収穫後にキンセットを使用する場合は、葉への薬害軽減のためクレフノン100倍を加用してください。
  キンセット80水和剤はせん孔細菌病に加え、昨年7月5日付で休眠期の縮葉病防除に登録拡大となっていますので、春期開花前の防除によりせん孔細菌病と縮葉病が同時に防除できます。休眠期散布ではクレフノンを加用する必要はありません。

<  すもも  > 

 9月上中旬はウメシロカイガラムシ幼虫の発生期となります。スプラサイド乳剤(1,000倍)で防除してください。
  コスカシバには成虫の羽化最盛期後(10月)に、ガットキラー乳剤(100倍)を用いてふ化幼虫の防除をしてください。その際、隣接園に収穫前の果実がある場合には飛散に注意してください。


※ 登録内容を守り、ラベルに記載された注意事項を確認の上ご使用ください。


戻る

   

株式会社アセラ

〒400-0826 山梨県甲府市西高橋町156番地

Copyright ACERA co.,ltd. All Rights Reserved.