||||||| インダーフロアブル |||||||
インダー(一般名:フェンブコナゾール)は米国ローム・アンド・ハース社(現在:ダウ・アグロサイエンス社)が開発したトリアゾール系の殺菌剤(DMI剤)です。DMI(EBI)剤は、菌類の細胞膜を構成するエルゴステロールの生合成を阻害して殺菌効果を発揮します。本剤はぶどう、もも、ネクタリン、おうとう、すもも、りんご、なし等に幅広く登録を取得しています。
< 特 長 >
- 果樹の重要病害(黒星病、赤星病、灰星病、モニリア病、うどんこ病、黒とう病、輪紋病)に高い効果を示します。
- 優れた予防効果と治療効果を兼ね備え、残効性にも優れています。
- 低濃度(おうとう灰星病5,000倍、ぶどう黒とう病・うどんこ病8,000倍、もも黒星病・灰星病5,000倍等)で使用できることから、薬剤による作物への汚れが目立ちません。
- ミツバチ、カイコや他の有用昆虫に対する影響はほとんどありません。
- 人畜に対する毒性が低く、安心して使用できます。(普通物・A類)
< インダーフロアブル登録内容 > フェンブコナゾール 22.0%(普通物・A類)
作 物 名 |
適用害虫名 |
希釈倍数 |
使用時期 |
本剤の使用回数
使用方法 |
りんご |
赤星病、うどんこ病 |
8,000〜12,000倍 |
収穫14日前まで |
3回以内 |
黒星病 |
5,000〜12,000倍 |
モニリア病 |
5,000倍 |
な し |
黒星病 |
5,000〜12,000倍 |
収穫14日前まで |
3回以内 |
赤星病 |
8,000〜12,000倍 |
輪紋病 |
5,000倍 |
も も |
黒星病、灰星病 |
収穫前日まで |
4回以内 |
おうとう |
灰星病 |
2回以内
(但し、落花後は1回以内) |
ネクタリン |
黒星病、灰星病 |
4回以内 |
すもも |
灰星病 |
ぶどう |
黒とう病、うどんこ病 |
8,000倍 |
収穫30日前まで |
3回以内 |
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※ 上記果樹の他に茶の炭そ病、褐色円星病、もち病、網もち病に登録されています。
< インダーフロアブル希釈早見 >
使用倍率 |
水量 300L |
水量 500L |
水量 600L |
水量1,000L |
5,000倍 |
60ml |
100ml |
120ml |
200ml |
8,000倍 |
37.5ml |
62.5ml |
75ml |
125ml |
10,000倍 |
30ml |
50ml |
60ml |
100ml |
12,000倍 |
25ml |
41.6ml |
50ml |
83ml |
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※ 登録内容を守り、袋に記載されている注意事項を確認して安全にご使用ください。 |