株式会社アセラ
農薬通信バックナンバー
農薬通信
2004年12月号『果樹』

登録日2004/12/14

||||||| 防除暦変更点 |||||||


< ぶどう >

○スイッチ顆粒水和剤(2,000倍、収穫30日前まで、2回以内)
灰色かび病防除剤(予防)として本欄の開花前にフルピカフロアブルと併記で採用。晩腐病(予防)に も登録あり。おうとうの隣接園では薬害の恐れがあるため、パスワード顆粒水和剤(1,500倍)または ロブラール水和剤(1,000倍)を用いてください。

< も も >

○カスケード乳剤(3,000倍、収穫14日前まで、2回以内)
幼果期(5月中旬)モモハモグリガ、ハマキムシ類防除剤として本欄に採用。IGR(脱皮阻害)剤のため使用時期が遅れないことがポイント。地域の発生状況(指導機関での発生調査)を参考に、成虫発生盛期(産卵期)〜若令幼虫期を逃さぬように散布してください。本剤はIGR剤の中では幅広い害虫に有効で、ハダニ類の雌成虫にかかった場合それらが産んだ卵のふ化を抑制する効果もあります。

○オンリーワンフロアブル(2,000倍、収穫前日まで、3回以内)
黒星病、果実腐敗病防除剤別表のAグループ(EBI剤)に追加。予防効果及び治療効果を有し、黒星病、灰星病、ホモプシス腐敗病に登録あり。フロアブル製剤のため調合時の粉立ちがなく、ぶどうへの薬害がないことも特長です。


○スピノエースフロアブル(4,000倍、収穫3日前まで、3回以内)
除袋後、着色初めのモモハモグリガ防除剤として注意事項に採用。ミカンキイロアザミウマへの効果が高く、フロアブル製剤のため果実汚染の回避にも有効です


☆ 実際の使用に際しては使用基準を守り、適正に使用してください


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