||||||| 新規薬剤紹介「デルカット乳剤」 |||||||
デルカット乳剤は水田の代かき作業時に原液散布できる「土壌混和処理型水田除草剤」です。
本剤の有効成分はオキサジアゾンとブタクロールからなり、それぞれの特長を生かすよう合理的に配合してあります。
また、本剤は過去に代かき時処理除草剤として一般的に使用されていたものと同一成分(同名)で一時製造を中止していましたが、昨年12月に再登録され販売されることになりました。
< 特 長 >
- 代かき作業時に原液で土壌混和処理が可能。
- トラクターに装着して機械散布(下図参照)ができ、散布時間の短縮が図れる。
- 安定した処理層を適度の厚さに速やかに形成するため、効果が安定する。
- ノビエ、コナギなどの各種一年生雑草やマツバイ、イヌホタルイ、ヘラオモダカ、ミズガヤツリにも効果が高い。
- 水稲に対する安全性が高く、幅広い条件下で安心して使える。
< デルカット乳剤の登録内容 > オキサジアゾン8.0%、ブタクロール12.0%
作物名 |
適用雑草名 |
使用時期 |
適用土壌 |
使用量 |
使用回数 |
移植水稲 |
水田一年生雑草及び
マツバイ
ホタルイ
ヘラオモダカ
ミズガヤツリ |
植代時
(移植4日前まで) |
砂壌土
〜
埴土 |
500ml
/10a |
1回 |
植代時
(移植4日前まで)
移植時に使用する除草剤との体系で使用 |
250〜300ml
/10a
(少量散布) |
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< 散布方法 >
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- 散布時に水田の湛水深を3cm以上にする。
- 散布幅約10mの真中を所を真直ぐに歩きながら5〜6歩(約3m)進むごとに大きく左右へ各1回ずつビンを振って滴下します。
- 効果を上げるために植代時に散布してください。
- 本剤は拡散がよいので、散布時に田面が露出しない程度の湛水深があればムラまきもなく、均一散布ができます。
- 散布後4日間は止水にします。
- 目に入ると強い刺激がありますので、作業用メガネを着用します。
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※実際の使用にあたっては倍率、使用基準等登録内容を守り、注意事項を確認の上ご使用ください。 |