農薬通信 |
2002年9月号『果樹』
|
登録日2002/09/25
|
||||||| アプロードフロアブル適用拡大のお知らせ ||||||| アプロードは1983年にわが国初の昆虫成長制御剤(IGR)として農薬登録されて以来、その特異な作用機作により水稲場面のウンカ、ヨコバイ類に加え園芸場面でもコナジラミ類、カイガラムシ類の防除剤として高い評価を受けています。 山梨県でも果樹場面においてカイガラムシ類防除剤として果樹病害虫防除暦(モモ、スモモ)に採用され、特にモモではアプロード水和剤とコンフューザーPとの同時使用により環境にやさしい防除が実践されています。 また、アプロードフロアブルはりんご、なし、うめ、みかん等にも登録があり、優れた残効を利用した効果的なカイガラムシ防除が行われています。 これまでブドウにおいては水和剤のみの登録で、その内容もヨコバイ類(3,000倍)のみというものでしたが、昨年12月20日付でアプロードフロアブルがブドウのフタテンヒメヨコバイ幼虫(3,000倍)に登録となり、本年9月3日付でブドウのコナカイガラムシ類(1,000倍)に適用拡大となりましたのでお知らせいたします。 アプロード水和剤のブドウへの登録はフロアブルへ切り替えのため失効となっています。(なし、すもも、もも、うめへの水和剤の登録は現在も継続しています) 今回ブドウへの拡大と同時にすもものウメシロカイガラムシ若齢幼虫(1,000倍)追加とリンゴでの倍率拡大(1,000→1,000〜1,500倍)も合わせてご紹介します。 アプロードフロアブル・・・・・・・・・・ブプロフェジン 20.0%(普通物) 赤字は新規登録拡大分
※上記作物の他にイネ、茶に登録があります。
使用にあたっては使用基準を守り、注意事項を確認のうえご使用ください。 |