||||||| ホライズンドライフロアブル適用拡大のお知らせ |||||||
ホライズンドライフロアブルはべと病、疫病の防除剤としてこれまでも本通信で何度か紹介をしてきました。
また、「平成14年度山梨県果樹病害虫防除暦」にも採用され、ぶどうのべと病防除剤としてすでに使用した方もおられることと思います。
平成14年6月18日付けで作物名「ぶどう」に適用病害名として「晩腐病」及び「黒とう病」が追加されましたのでお知らせします。
ホライズンはぶどうのべと病に治療効果を持つシモキサニルと、耐雨性が高く長い残効が期待できる予防成分のファモキサドンの2成分混合剤として上市され、その後他の病害への適用拡大に向けて試験が行われてきました。
追加となった晩腐病、黒とう病には予防成分のファモキサドンが効果を示していると考えられており、生育初期のべと病防除に加えて近年問題となっている晩腐病、黒とう病が同時に予防できます。
ホライズンドライフロアブル
シモキサニル 30.0%、ファモキサドン 22.5%(普通物、B類)
作物名
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適用病害虫
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希釈倍数
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使用液量
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使用時期
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使用回数
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使用方法
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ぶどう
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べと病
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2,500〜5,000倍
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200〜700L/10a
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収穫21日前まで
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3回以内
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散布
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晩腐病
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2,500倍
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黒とう病
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(赤字は拡大となった登録内容)
ぶどう以外にトマト、ばれいしょの疫病、きゅうり、メロン、はくさい、たまねぎ、だいずのべと病、すいかの褐色腐敗病にも登録があります。
- ホライズンは汚染が非常に少なく、山梨県果樹病害虫防除暦(ぶどう)に採用されているほとんどの殺虫、殺ダニ剤と混用が可能ですが、果実肥大期(あずき大)から袋かけ前までの散布により果粉溶脱の恐れがあるため使用時期には注意してください。
- 本剤は感染直後には治療効果を発揮しますが、基本的には予防剤としてご使用ください。
- 使用にあたっては使用方法、注意事項等をご確認の上、適正使用をしてください。
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