農薬通信 |
2001年9月号『一般』
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登録日2001/09/04
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||||||ストロビルリン系薬剤のキュウリうどんこ病耐性|||||| ストロビルリン系統薬剤(ストロビーとアミスター)は、優れた効果と抗菌スペクトラムの広さから、現在注目されている薬剤の一つです。しかし1998年秋頃から、キュウリうどんこ病に対する効果 の低下が見られる事例が県外でありました。現在では、明らかに耐性菌の発生が確認され、キュウリうどんこ病へのストロビルリン系薬剤の使用を制限している地域もあります。現在、充分に効果 を発揮している地域についても、抵抗性の発生回避のためには同系統薬剤を連用せず、1作期1回の使用及び他薬剤とのローテーション散布を行なう必要があります。
||||||天敵製剤『オリスターA』|||||| 昨年ナミヒメハナカメムシを成分とする、スリップス(アザミウマ)の天敵製剤『オリスター』を紹介しました。 ナミヒメハナカメムシは、秋期や早春等の日長条件で生殖休眠に入ってしまう問題がありましたが、その問題を解消した新しい天敵タイリクヒメハナカメムシを成分とする『オリスターA』を紹介します。 オリスターA
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