株式会社アセラ
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農薬通信
2001年8月号『一般』

登録日2001/08/08

||||||秋野菜の播種・定植にあたって||||||
《土壌消毒》根こぶ病・ネコブセンチュウ・畑地一年生雑草他
 播種あるいは定植前に、土壌中に存在する病害虫及び雑草の種子を防除しておくことは、その後の作物の生育を健全にするほか、労力の軽減にもつながります。昨年の10月号で紹介したバスアミド微粒剤の他にNCSやクロルピクリン剤等があります。それぞれ各剤で使用方法及び注意事項が異なるので使用時には確認の上御使用ください。 なお、2月号に記載した『土壌消毒後の発芽テスト』も参考にしてください。

《土壌施用殺虫剤》生育期初期の害虫防除
 幼苗期の害虫被害は生育に大きな影響を及ぼすので、播種または定植時に粒剤を処理する必要があります。

薬剤名
容量
アブラムシ
コナガ
アオムシ
ハムシ
ネキリムシ
使用量
モスピラン粒剤
180g・1kg
○
○
○
1
1
0.5〜2g/株
アドマイヤー1粒剤
950g・3kg
○
1
1
1
1
1〜2g/株・3〜6kg/10a
ガゼット粒剤
1kg・3kg
○
○
○
○
1
1〜2g/株・3〜6kg/10a
フォース粒剤
3kg
1
1
1
○
○
4〜9kg/10a

《ベイト剤》害虫を引き寄せ、食べさせて防除
 夜行性の害虫は、昼間は姿が見えないことからいつの間にか被害にあっていることがよくあります。そういった畑では、ベイト剤(毒餌)を地上に30粒位 づつまとめて、1m2あたり5ヶ所位設置してください。作物を食害する前に毒餌を食べさせて防除します。

薬剤名
容量
コオロギ
ネキリムシ
ダンゴムシ
カタツムリ・ナメクジ
使用量
デナポン5%ベイト
2kg
○
○
○
1
3〜4kg/10a
ナメキット
500g
1
1
1
○
3kg/10a
ナメハンター
1kg
1
1
1
○
1〜2kg/10a
グリーンベイト
2kg
○
○
○
○
3kg/10a

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