株式会社アセラ
農薬通信バックナンバー
農薬通信
2001年5月号『果樹』

登録日2001/05/28

|||||新薬剤『インダーフロアブル』||||||
 インダーフロアブルは、菌類の細胞膜を構成する主要成分であるエルゴステロールの生合成を阻害するEBI剤です。幅広い病害に効果 を示し、予防効果と治療効果を兼ね備えた薬剤です。同系統のスコア水和剤・アンビルフロアブル・トリフミン水和剤等のEBI剤に比べ低濃度で使用できる薬剤です。

◆◆◆ 各作物における登録内容と特長
りんご
黒星病・赤星病・うどんこ病8000〜12000倍。収穫14日前まで3回以内。黒星病に登録拡大の予定があ ります。
なし
黒星病・赤星病8000倍、輪紋病5000倍。収穫7日前まで3回以内。
もも 灰星病・黒星病5000倍。収穫前日まで4回以内。巨峰やピオーネ等の品種の隣接園で、薬害の問題でバ イコラールが使用できない園では、黒星及び灰星病防除の一剤として利用できます。
おうとう 灰星病5000倍。現在、アンビルフロアブルが最も汚染の少ない薬剤として使用されていますが、登録上、 アンビルフロアブルは収穫7日前までに1回の使用しかできません。インダーフロアブルは収穫前日ま で2回以内の使用が可能なので、灰星病防除剤の一剤として利用できます。
ぶどう 黒とう病8000倍。収穫30日前まで、3回以内。今後、うどんこ病に登録拡大する予定の薬剤です。

◆◆◆ その他 6月上旬の発売予定です。

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