農薬通信 |
2001年2月号『果樹』
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登録日2001/02/01
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|||||アブラゼミ|||||| 果樹では根・幹・葉・果実等、樹体のあらゆるところに樹液を吸う害虫たちが寄生します。これらの害虫を俗に吸汁性害虫と言っていますが、特に発生が多いのは、アブラムシ、カイガラムシ、ハダニ、スリップスで、年によって、或いは作物や場所によってカメムシが多発生するといったところでしょうか。これらの吸汁性害虫たちは、比較的効果 のある薬剤があり、防除方法も確立されています。しかし、吸汁性害虫のなかで、蝉(セミ)は生態の不明な点も多く防除が困難な害虫です。 ◆◆◆ アブラゼミの生態
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